今年のスケジュール表をココに一時は出演順に並べ変えた。

でも 消えた。

消えたのは 消えてもいいからだろうね。

きっと今年の春一番は 高田渡さんと中島らもさんの名前が挙がれば 

それでいいのかも知れない。

2003年は楽しかった。

いつも楽しいと思っているのだけど 特別に楽しかった。

今年の初めに個人的に悲しいことが起こった。

そういう時間から初めて外の世界に戻ったきっかけが春一番だった。

体力は全く自信がなかった。

あの暑い春一番の3日間で 私は真っ黒くろすけになった。

日焼けで皮がめくれてしまっても それでも最後まで3日間。

帰りの新幹線で最後の階段を踏み外し 靭帯を切った。

歩けただけに治療が遅れて9月になろうかという今も痛い。

この足の痛みは春一番の思い出の痛みなのよ~~。

私は今年の春一番には特別の思い入れがあった。

毎年そうなんだけど 特別。

今回の春一番で一番嬉しかったことは 慣れてきて知らない人にお会いしてもだいぶ平気になったこと。

ワイワイは苦手で そういう集団の近くには行かないことにしている。

私の場所で好きにしていたい。

大塚まさじさんには 偶然私の日陰でぼんやりしてたのを発見されていた。

大好きな大塚まさじさんにお会いすると ポッとしてしまう、だから余り話せないの~~(^^♪


今年は若いバンドで LOST IN TIME が居た。

カッコいいはカッコいいを知ってるバンドだった。

東京中低音域も面白かったし 大好きなタイプの集団。

最初の年に光ってるミュージシャンさんでも 翌年は あらま、とがっかりさせれられる時がある。

毎年 光ってくるのが小谷美紗子さん。

今年は渡辺勝さんとのセッションが聴けた。

ひとつひとつの渡辺勝さんのピアノの音。

私は今年余り走り回らなかったけど 渡辺勝さんには走った。


有山じゅんじさんのFUJIMASAも爆音の梅田から難波まで。

かぶりつきで もちろん!

有山じゅんじさんは 昔の仲間と楽しそうに見えた。

有山じゅんじさんは とにかく楽しそうに歌う。

歌うのは自分が一番楽しい、っておっしゃってたことがあった。

楽しい気持ちは相手に伝わるものやなぁとつくづく思う。

会場のボルテージが上がったのは当たり前。

FUJIMASAでの有山さんは 男っぽい感じが増す。


暑さとの戦いでもある 春一番。

若い頃、天王寺の暑さはさして気にならなかった。

今は3日分の体力を考えながら 配分してしまう。

去年の桑名ハルコさんがおっしゃったみたいに 疲れたら芝生で寝ましょう!といきたいものだ。

ビールも炎天下に飲みすぎて 顔面蒼白になったことがある。

神戸の六甲山である ロック イン 六甲だったと思う。

まだ有名になっていなかった BOOMが出ていたけれど 特別光っていた。

こんな風に春一番でも 新しい音を見つける楽しみがある。

秋になって今日は9月16日。

最近の通勤は 春一番のMDを聴いている。

ふつうのコンサートでは録音、撮影は禁止のところが多い。

春一番はそこが違う。

全て各自のマナーの問題で 阿部さんが今年はマイクでおっしゃった。

録画してる人勝手やけど 僕らも見たいから後で送って欲しいわ・・・と。

会場の通路で、島田一夫さんたちのミュージシャンの集団が座っていらした。

その前を通るのに しゃがみ歩きをしてたら知らない私に

「何してるねん!」とつっこまれた。

「演奏中だから・・・」

「野外やから かまへんねんて ふつうに歩き」と言ってくださった。

メンバー(阿部さんもいらしたと思う)が今だに思い出せないのだけど・・・。

で、何でそんな格好で歩くのか とつっこんだのは島田さんではない。

覚えているのは島田さんなの・・・。何故?(^^♪

春一番やねぇ。

去年の高田渡さんの時にはシバさんはお客さんに混じって?

いえ 一番近くまで寄ってカメラを向ける。

そのシバさんを撮影しているファンが居る。

楽しい。

私も何枚かのMDやテープを持っている。

滅多に聴かないのは 私はライブが好きだから。

最近はストレスの塊のような生活をしているから MDを取り出してきた。

今日は青木ともこさん。

素敵な女性・・・・。

心地よい歌の存在感はスゴイ。

力の抜けた大人の女性って感じがして 憧れる。

バックには好き好き岡嶋BUNちゃん。

私はBUNちゃんさんのファンで それはKYOZO&BUNの時からで・・・。

モーガンズバーは神戸の生んだ素敵なバンド その井山さんも参加。

あの暑い日差しを思い出しながら電車に乗る。

元気なリクオさんのロックンロール。

昼間のリクオさんは珍しく、でも いつ聴いてもリクオさんなのね~~。

リクオワールドは楽しい。

明るいのは素敵、思わず私の声(悲鳴?)も

その時は横に居たsinobuちゃんの若い「キャー」も入っていて

電車の中で笑ってしまう。

何か異常に興奮している私たち。

それにしても sinobuちゃんとのテンションの高さは自分で思っていたより凄い。

sinobuちゃんはいつか春一番に出てくれる気がする。

その時には私がかぶりつきで キャー!と叫んでいるだろうと思う。

♪オ~ パパ ママっ♪ ぶんや ともあきのお二人の歌も耳に残った。

あの空気は特別で 好きな時間が流れる。

あの青木ともこさんが おぉ~~~~~~~~~~~ぉ~♪と伸ばして歌う。

この伸ばすところに胸キュンとする。

私は考え方が薄いので 言葉の奥を知ることが苦手。

感覚的に 伸ばし方が好きで感じの問題になる。

春一番でかぶりつきでこの『伸ばし』を聴いて わぁ~と思ったんだぁ。

念を押すように 気持ちがこっちへ来る。

でしょう?と聞こえる。

歌っている人はどんな風に考えているのかなぁ・・・。

青木ともこさんは どう思ってるのかなぁ。。と思って聴いた。

後でお会いできたのだけど そんなこと聞けない。

芝生でのんびりしてらっしゃる青木ともこさんの存在感に圧倒されたのでした。

笑っている声がする。

春一番に初めて来られた方も大勢今年はいらした。

すぐに分かる。

座った席を替わらない。

私はすぐに席を替えてしまう・・・。ごめんね。

あっちやこっちの日陰を探して行ってしまう。

落ち着きがないって????だろう。

春一番2003 出演者


2003年5月3日(土)

オグラ
SANPACHI
ぶんやともあき
青木ともこ
リクオ・ラリーパパ&カーネギママ
ぱぱぼっくす
ブギウギぼういず(ヤスムロコウイチ・AZUMI)
アチャコ一座
シェリフ
(増田俊郎・仲豊夫・杉浦孝司・小林健治・高橋イタル・大矢貞男
NOTALIN‘S(遠藤ミチロウ・石塚俊明・阪本弘道)
ホン・ヨンウン(西田忠彦・福井敬・ベーカー土井・丸井トシミツ)
有山じゅんじとFUJIMASA(藤井裕・正木五郎)
青空テント
小谷美紗子+渡辺勝
シバ
ゴトウゆうぞうのワニクマ・デロレン&マキ
ベーカーショップブギ
大塚まさじ(飛田一男・長田“TACO”和承)

2003年5月4日(日)

河栄
須藤もん
ウンチャカ+たこP
ランブリンジョー
平田達彦
網尾道明ながいよう
ヨシローバンド
LOST IN TIME
李知承
宮里ひろし(木村克也・杉本“Q”・樋原海・島田和夫)
いとうたかお
太田子
大島保克
しょうじ&と(山崎元治・松田信夫・オニィ上野)
稲葉浩(大庭珍太・ANNSAN・西勝利)
BUSH OF GHOST
木村充揮+飛田一男
三宅伸治(MICHIAKI・富田“GRICO”義広)
高田渡(シバ+大庭珍太+ANNSAN)


2003年5月5日(月)

ダンシング義隆
樋原海
岡野弘見幹with天空オーケストラ
Bonobos
THE SAVOY TRFFLE
波人(朴保・佐藤英二・松藤英男・関雅夫・伊藤孝喜)
マイティ稲垣とカプリコーン通信
新町利明と小林ブラザーズ
エルキュール上野とアフターアワーズバンド
桑原延享(AZUMI・バッタ君・山北健一・梅原)
坂田明
東京中低域
はじめにきよし
光玄
渡辺勝
石田長生トレス・アミーゴス(清水興・中村岳)
大西ユカリと新世界
カオリーニョ藤原と彼のボサノムーチョ
押尾コータロー
加川良+THE PARTY