はっちゃんの、知ってる限りの春一番コンサート!


ディランⅡの存在

私にとって ザ・ディランセカンドとの出会いが無かったら・・・考えられないん。

一目ぼれって あるでしょう?

感性がすぐに通じてしまうような、そんな感じでした。

声を聴いただけで 安心できるようなそんな大塚まさじさんの歌声は私を引きつけたよ。

あの太い、甘い声質は きっと神様が与えたものなんだと思う。

ハーモニーは私たちを優しく包みこんでくれたよ。

あの時代には 早すぎたかもしれないディランセカンド。

他の人との違いは やさしさ にあった。

愛を歌っていた。

私は優しい愛がとても好きだった。

心の中の言えない言葉・・・・

♪サーカスには ピエロが 必要なのだから~~♪

心ならずも ピエロになっている自分の姿。

その私を必要と歌っているよ。。。

みんな、みんな必要なんだよって そう歌ってるよ。

みんな必要だって・・ね。

世の中の必要な人になりなさいって いつか先生に聞いたことがあるの。

そう、世の中に必要でない人って 居ないよ。

そんなディランセカンドだった。

そんな風に聞こえたよ。

音楽は聞き手のものなんだと思うことがある。

私は作った人の気持ちは 分からない。

聴いて 自分流に聴く、そんなだと思う。

その時の自分の心の状態によって、音楽は慰めてくれたり、励まされたりする。

歌は勝手に一人歩きする。

歌い手側には不本意かもしれない。

が、そんなものなんです。

ディランセカンドは 私の心の中に居てくれるよ。

大塚まさじさんは 今どんな風に思って歌っているのかな?

ひょっとして 大ファンの私が思っているのとは違うかもしれない。

でもきっと 大塚まさじさんは いいよ、って言うと思う。

どんな風に思っても、春一番はいいよって。

もし、歌ってる側と一緒なら それもいいね。

違ってても それもいいね。

ディランセカンドはもう無くなった・・・

でも いつまでも心の中に居てくれる。

♪いつまでもぉ~~ どこまでも~~抱き合って 居ようね♪



高い塀のハナシ。



誰が何の為に作ったんだろう・・・

あの高い塀。

きっと上っていない人はわかんないだろうけど、高い!!

会場側からでも2mはあっただろう。

そこをね、知らない人にお尻を押してもらって上ったよ。

高い木があって そこから無料で聴いてた人は枝があっていいのよ。

塀の上に登ってる人は幅が20cmくらいなの。

そんでもって、下を見ると・・ぞぞぉ~~~

数メートルはあった。

地面が遠くに見えたもの。

両手を離して ワイワイ拍手したいけど、それどころじゃない。

マイクで何回か風太さんが「降りてください」と言った。

で、私は上ってみたのだった。(ごめんなさい)

言う通りそこは危なかった。

けど、万が一落ちたとしても誰も風太さんを訴えなかっただろう。

今のコンサートが面白くなくなった理由に安全対策の行き過ぎがあるよね。

ココから前は入らないでください!

列を作ってください!

立たないでください!

音楽を聴きに行ってるのに まるで 小学校!義務教育!!

自分のことは責任を持って行動すればいいのにね。

いろんな責任問題でか コンサートが管理されていくのはどうかと思う。

あの高い塀は楽しかった。

言う事きかない子供のように、好きなようにしてた。

安全は大事。

でも、危険を知らない事のほうがもっと怖い。

他のことでもそう言えると思うの。

最低限のことは守るべきだけど、その常識さえあれば今のような事はないと思う。

していい事と悪い事。

みんなが学んだ春一番。?

少なくとも 私は春一番のひとつ、ひとつからいろんな事を学んだよ。



手にはんこ。

会場の外に出たい時は、今は半券を見せるでしょう?

あの時は 直接うでの見えやすい所に はんこを押すのでした。

え~~?!私は汚れるじゃない・・と絶句。

まさか、小学校の時に忘れ物をして先生に叱られて はんこを手に押されて以来のこと。

簡単なはんこを 押してもらうと 外に売ってたイカ焼きが食べられるのでした。

私達は勇気を出して はんこを押してもらいました。

お姉さんは うすく押してくれました。

が、私達にはそれが心配になったのでした。消えないかな?

どこかに擦れると 消えそうなくらいにしてくれたのでした。

わたしの 「はんこですか??」に配慮をしてくれたのでした。

イカ焼きはいかにも怪しいのです。

おなかを壊しそうなんです。。けど いいニオイ・・・

結局、会場のことが気にかかって すぐ ソソクサと帰ってきました。

入り口のお姉さんは 顔を見るなり はい! と笑顔で入れてくれました。

ホッとしました。

手にはんこは 考えると面倒なことです。

けれど、いいよね。

何となくね。

今の春一番では、半券を見せるようになっていますよね。

もう一回 春一番コンサートでは 半券を見せるんじゃなくて はんこはアカンのんかな?



共同便所?

あの天王寺のお手洗いは、たしか強烈なものだったように記憶しているよ。

たしか私の前に入っていたのは、お兄さんだったもの。

コンクリートの建物にカギがちゃんとかかるのか心配なドア。(笑)

最近の建物は お手洗いがとてもきれいで 女性の人には嬉しいことです。

でも、あの公衆便所っていうのは 凄いものがあるよね。

どうしてもの時でないと、行けないもの。

阪神淡路大震災の時には あの公衆便所が ありがたいものになった・・。

最近では、京都の磔磔もきれいになったね。

うれしような、さみしいような(?ん?どっかで聞いた?)

今となっては あの共同便所でさえ 懐かしい思い出になっている。

貧乏な時代って それなりにいいよね。

お金に代わるものが たくさんあってね、それで普通なんだもの。

贅沢になってしまった私は もうあの天王寺の公衆便所には入れなくなってるかな。

あの、小屋のようなお手洗いは 音楽堂に似合ってた。

木の椅子も似合ってた。

何もかも似合ってたような気がするよ。