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2004年『春一番』~


今年は5月1日(土)、2日(日)、3日(月)、5日(水)
場所:服部緑地公園野外音楽堂
開場・開演 11時
雨天決行

前売・各日・・・・3500円
4日間通し券・・12000円
当日券・・・・・・4000円

5月1日(出演順)

樋原海+中村岳
吉野五十一(井山明典+  )
にしざわかずや+トムいしかわ
ウンチャカたこPとタコ
ババサンバンド
須藤もん
あずみけいこ
ヨシローバンド
モーガンズバー(秋本節・井山明典・岡嶋BUN善文)
ヤスムロコウイチ
後藤ゆうぞうとHISワニクマデロレン&マキ・・・とダンシングおっちゃん
天野SHO
夕凪
アチャマゴ(ベンジャミン多田・クマさん)
らもwith MOTHER'S BOYS(中島らもBAND)
シバ(吉野五十一+岡嶋BUN義文+秋山節+井山明典)
キャプテン稲葉と唐津の海賊
飯田敏洋・深田正樹・井上勲・船富繁弘・宮口ジョージ(サザンブリードとの案内)
リクオ(HONZI・一曲参加)
豊田勇造 with YUZO BAND(ドクター兼松)
南正人
高田渡(武蔵野たんぽぽ楽団?との案内 シバさんが参加だから?)
光玄(AZUMI)ホンヨンウンさんのラストの曲 聴き入りました

5月2日(出演順)

平田達彦
山本シン+仲豊夫
ぶんやともあき・・「海」ナミダ・・・でした
加藤政彦・黒田かなで・田中博之
エレクトリックギュインズ
Yah-Do!
金子マリ( vo),小松原貴士 (g),大西 真(b),石井為人 (key),松本照夫(ds)
新町小竹ブルースバンド
ホンヨンウンバンド《西田忠彦(g,vo)、福井敏(b)、ベーカー土居(ds》
LOST IN TIME
はじめにきよし(サキタハジメ・新谷キヨシ)
AZUMI(坂田明sax+川崎さとるsax)
テリー・ザ・トゥルース(テリー・水島博範・美和) 
THE SAVOY TRUFFLE
木村充揮JAZZ UNIT(渡辺ケンゾウ・宮原透・高岡憲治・大迫明)
桜川唯丸一座
シェリフ(増田俊郎・高橋イタル・仲豊夫・大矢貞男・小林健治・備瀬益男・杉浦孝司・井筒稔晴<ゲスト>+伊藤銀次)
・・・・・・・・・・・都合でココで帰宅しました・・・・・・・・・・
後は他の方に順番を聞いてね~

パンツパンツパンツ
山中一平と河内オンドリャーズ
カオリーニョ藤原と彼のボサノムーチョ
小谷美紗子
渡辺勝・川下直広(最後の曲で坂田明さんが参加)そこへ
中川五郎+HONZI+シバ

だったそーです。

5月3日(出演順)
KYOZO BAND(島田和夫・山元マーサン正明・秋本節・いやまあきのり・ 田中晴之・Dokachin)
青木ともこ+伊藤銀次
きたはらいく(+有山じゅんじ)・・・「会いたいだけじゃ」私の年でも同じキモチ
ランブリンジョー
大介バンド
ラリーパパ&カーネギーママ
ラスタカシ
波人(朴保・佐藤英二・松藤英男・関雅夫・伊藤孝喜・Sassy Tomo)
しょうじ&と(松田信男・オニィ上野、山崎元治、ソネシゲル)
李知承・ゲーリー片石
東川亜希子
宮里ひろし(木村克也・杉本”Q”ひとみ・島田和夫)
ながいよう
藤島晃一
キムジナー全員集合
北川子(太田子)
夕日の三線マン(玉城利則・栄篤志)
天西 BLUES LINE
いとうたかお
トレスアミーゴス(石田長生、清水興、中村岳)
NOTALIN'S(遠藤ミチロウ・石塚俊明・坂本弘道)
DEEP COUNT(桑原延享・ENZO、ALI)
坂田明(白井良明・バカボン鈴木・鶴谷智生)
大塚まさじ(島田和夫・タコ長田・TINTA)
河内ロッカーズ
KAJA
有山じゅんじ
大庭珍太
村上律


5月5日(出演順)
砂川正和
加川良 with すぎの暢
ふちがみとふなと
ROCKIN'ICHIRO&BoogieWoogie Swing Boys(イチロー・シゲキ・ユウタ)
東京アンポンタンバンド(藤井裕+正木五郎+スマイリー原島+伊藤ミキオ+ウルフルケイスケ)
野狐禅
アチャマゴと少年画報の付録(アチャマゴ・AZUMI・砂川正和・ソネ・メグ)
布谷文夫・上原裕・伊藤銀次・清水興・矢野誠(p)・・・矢野誠さんにはびっくり!
ペーソス(島本慶・岩田次男・スマイリー井原<司会>)
大西ユカリと新世界
友部正人(武川雅寛、ロケット・マツ)
さわともえ
矢野絢子・・高知より
くんちゃん
桂喜丸さん・・ご冥福をお祈りいたします。
山下洋輔
MOJO-CLUB(三宅伸治・谷崎浩章)
中川イサト(飛田一男+石田長生+三宅伸治・押尾コータロー)
ZOUND SYSTEM(山崎元治+ベーカー土居+    )
山下洋輔+木村充揮・・・「ケサラ」
5.5現在



2004年5月1日、2日、3日、5日

2004年の春一番が終わった。

中休みの4日は大雨、でも春一番はお天気に恵まれた。

幸いに私は今年も皆勤賞できた。早退もしたけど・・・。

いろんな音楽の出会いがあって それは私の心を青空にするほどのものだった。

1日は空席の多い服部緑地公園 私は楽で好きな空間。

こんなにいい出演メンバーなのに・・きっとお父さんたちは出にくい日だっただけなんだろう。

一番最初の樋原海+中村岳さんのキモチいい音楽で春一番が始まった。

こんなキモチのいい朝にキモチのいい音楽。

贅沢極まりない。

朝の時間の出演は大変だと思うのだけど おちついた空気の中、こっち側はいい時間。

時間の弛む夕方より好きな時間。

・・・・・・

ぶんやともあきの「海の歌?」に泣いた。


・・・・・・。

君がココに居たらな・・ ヨコに居たらな・・♪

君がココに居ないよ ココに居ないよ・・・・♪

若い青年が左手で膝をたたく

ココに君が居ない・・と

君が居ればな・・と

そう あなたがココに居てくれるだけでいいのに・・と思う。

側に居ることの大事さは消えてから分かる。

どんなに大事だったか だからこれからはもっと同じ時間を空気を大事にするから。。。

でもココに居ない。

若い青年が指を指してココに君が居ないと歌う。

じれったそうに膝を指指したたく。


私はそう・・・居ないね、と感じる。

側に居てくれただけで十分だったのに、と。

(歌詞を間違ってたら 「ぶんやともあき」さんたちごめんなさい。)

・・・・・・

春一番はナマモノで マモノ。

去年感動した人たちが同じ感動をくれるわけじゃない。

同じ歌をもってしても違う。

だからライブは面白い。

昨日までのイライラした仕事の毎日を吹き消してくれた。

初日では仕事モードが抜けていない時間。

今思うと3日かけて心の扉を開いた。

いつの間にか自分の存在と春一番の存在しかなくなっていた。

いろんな人ともお会いしたのに 無愛想でごめんね。

自分の思うように動きたかったから、ホントに好き勝手した。

海の歌で泣いた後 少しココロがすっきりした。

そうこんなキモチを歌ってくれてありがとう。

モーガンズバー ♪うつむいちゃダメさ~・・・

あっきゃんこと秋本節さんの声が届く。

そうやね、うつむいてたらアカンね、とまた自分の世界に浸りこむ。

笑顔の並ぶモーガンズバー。

聞き覚えのある歌にホッとしながら耳を傾ける。

いつか笑顔に・・・そうやね と思い直す。

この時間の頃から泣き虫な自分が消えていった。

過酷な毎日が続いて、私はつぶれそうだったから 弱虫が顔を出していた。

青空の下に出ることもなかったから この時間で日陰に退散した。

風通しのいいあの場所は私が何回も涼みに行く場所。

だら~っと陽射しから逃げていた。

ドアからモーガンズバーの人たちが順番に出てくる。

目の前を通る。

春一番は通路で、客席で、あちこちで出演者に出会う。

当たり前のように映る。

正面中央最上段にシバさんの姿が見えた。

まだ出番ちゃうんやわ・・と判断する春一番。

春一番のか・ぜ・は~~ 村上律さん

3日は私の一押しの日だった。

その通り最高の日だったと今も思う。

多くの出演者のため時間が押していく。

そのあわただしい日の最後にぴったりの村上律さんのウタ・・・・。

春一番のかぜは・・・♪

あの時の空気は素晴らしかった。

みんなのキモチが一緒になっていくのが分かるようで。

暑い日差しの終わった時間・・・

寒く感じるようなあの夜の時間に 村上律さんは最後に登場した。

みなさんの帰る準備のつもりで出てきたんですよ~とおっしゃる。

私はどんどん律さんの演奏とウタに引き込まれる。

大きな声で叫ぶ伝え方もあるけど 村上律さんの伝え方は違う。

心にそのまま伝えてきた。

飄々と淡々と。

帰り道 自然に鼻歌を繰り返し歌っていた。

はるいちばんのか・ぜ・は~~♪

もうすっかり私のキモチは元気になっている。

ステージが終わってすぐなのにサインをしてくださってありがとうございました。

春一番 どこを切っても 春一番 (は)

何日行っても 一曲でも聴いたら春一番だなんてすごい。

あっちへ行ったり、こっちで座ったり・・・・

座る場所を見つけてはお邪魔したり・・・

好き勝手に動くことで 私の元気がだんだん戻ってきたのがわかった。

いつも好き勝手なんだけど 特別もっと好き勝手になる。

空を何回も見上げたなぁ~。

私が戻ってくるには音楽が必要なのね。

今したいことを今しようと思う。

ありやまな夜~ ウゥ~!

有山さんが出ていらした。

みんなが集まってくる。

地べたに座ってみんなで?あらら 石田長生さんも・・。

私のすぐ後ろにいらした。

わ~どっちにカメラを向けていいのやら。

・・・・ウゥ!!・・・・エィ!!・・・・

夜の中に大声が響く。

みんなの笑顔が見えるように。

新聞では「あいかわらずのマイペース」と「Thinkin’ of You」コメントがあった。

マイペースはチカラがあるなぁ。

大きな声でウゥ!!!

気持ちいい気分やわぁ。

石田さん、ありがとう(有山さんの間違いちゃうよ)

今年一番の春一番!ダンシングおっちゃん

あら?と気がついたら 初老のおっちゃんがニコニコと踊りだしている。

いつまで息が続くのだろうと思ってもなかなか止まらない。

足ももつれない。

私といえば日陰でボォ~っとしてるだけだというのに。

先のことを考えずに一番楽しんでいたのは このダンシングおっちゃんかも知れない。

偶然前の席に座られた大西ユカリさんも おっちゃんが出てくると大うけしていた。

もうウワサでご存知だったようだ。

リズムの調子がいいと決まってどこかで踊っている。

前が混雑してたら 好きな場所で踊っていらした。

いいなぁ・・・。

好きな音楽を聴いて 体が自然に動き出すのだから。

私も元気に長生きして・・ハルイチで踊ってみたい。

そういえば ハルイチで踊ったことあったっけ?と思い出してみる。

知らない人が あのおっちゃん心臓大丈夫かぁ?と立ち話。

みんなあの踊っているおっちゃんをうらやましそうに見ていた。

楽しい時に楽しいといえることが 楽しい・・・

LOST IN TIMEに言わせるとこうなるのだろう。

おっちゃん、今日はどこでニコニコ踊ってきたんだろ。

初老のおっちゃんに楽しみ方を教えてもらった今年の春一番。

春一番と大塚まさじさん

大塚まさじさんが出てこられただけで空気が変わる。

うつむき加減で歩いて出てこられる。

首から肩への線がいいのよね~ファンならではの発言。イヒッ!

春一番の大塚まさじさんは落ち着いてて大人~って感じがする。

いつも大塚さんには大人を感じる。

と何年経ったか・・私も十分大人なんだけど。

ゆったりと歌い始める。

雲の上に乗ったみたいな気分で聴き惚れてしまうのでした。

今年はかぶりつきではなく 最前列中央でゆったりと。

大塚まさじさんとそのBANDは息もぴったり 島田和夫さん、長田TACO和承さん、大庭珍太さん。

春一番の時間が止まったように思えた。

私の心が止まったのかも知れない。

僕たちはいつも 歌うことがすき 街角に歌があふれてくる~~♪

静かに時が流れて私は水を得た魚のような大塚まさじさんを聴く。

安心して聴く。

会場でお会いする時は「おはよう~」。

それが春一番の挨拶。

大塚さんが歩くといろんな場所で立ち止まってニコニコ談笑されている。

それを遠くで見ている。

私はそれだけで十分、いいんだ~。

お会いしたら笑顔で「おはようございます~」って言うんだ~。

それ以上何もいらないんだ~。

大塚まさじさんが春一番に居るだけでいいんだ~~。

大塚さん、今年もいいハルイチでしたね。

文句もあったけどね~

春一番には文句もつきもの。

それは我まま極まりないもので 私の気に沿わないだけのもの。

アハハ・・・なのね。

ハルイチの5日だけは違う進行だったのはナゼなんだろうと思う。

きっとあれが風太さん、アベさんのシガラミなんでしょうけど 前3日間のカット、カットで聴いてる側も心配した・・・。

なのに5日は時間調整が出来すぎ?アンコールだって出てくる。

最初の砂川正和さん・・・・最後の木村充揮さんには納得だけど。

でも今になるとそんな我ままな感情もどこへやら、楽しかった時間だけを思い出す。

そう、なかった事にしてしまえばいいのね。

天野SHOさんと天西 bluse line

神戸のSHOさんといえば知らない人が居ない。

SHOさんがソロで出演、そして天西で・・・。

神戸市民といたしましては・・・・この上ない喜びであります。

って~~私はこれまた春一番の出会いと同じ頃 SHOさんとも出会っていたのでした。

SHOさんのウタはハルイチで神様が降りてきたようになった・・・。

ベースにヴォーカル これは想像もできなかった世界でしょ?

昔のSHOさんはロックしてた。

去年のSHATのSHOさんは 愛に満ち溢れていた。

今年のSHOさんのソロは宇宙の中に私を連れてってくれた。

天西のSHOさんはロックンロール、そう風太さんが何回も叫んだロックンロールそのものだった。

短い時間の演奏でSHOさんの世界はこの世の時間を止めた。

神戸のSHOさんなのよ~神戸の!!

どうしても神戸のSHOさんと呼びたい。

どう(や)!?神戸は!!

ロケンロール

春一番コンサートをフォークソングの集会と思っている人がけっこう居る。

70年代もそうだったんだけど 私が感じたハルイチはそういうジャンル分けが似合わない。

民謡もロックの爆音も(^^♪静かな繊細な音も・・・。

私のハルイチはいつも自由でワガママで自然。

来年のハルイチに出て欲しいなぁと思うミュージシャンさんがライブに行く度に増えていく。

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